PPPoEとIPoEを比較してみた
普通はプロバイダと契約すると動的ipアドレスが割り振られます。
しかしocnではNTTのフレッツ回線を持っている人を対象にして、固定ipアドレスの割り振りを実施しています。固定ipアドレスを取得することでアクセス制限ができ、セキュリティの強化につなげられます。そのほかにもVPNを構築して、オリジナルのサーバを運用することも可能です。
ところでocnではインターネットプロトコルを2タイプ対応していて、PPPoEとIPoEの両方の接続に対応しています。PPPoEとIPoEを比較した場合、利便性はどちらの方が上か気になるでしょう。
設定方法はIPoE方式の方が簡単です。PPPoE方式の場合、ルータやアダプターなどを準備しないとネット接続ができません。
しかしIPoE方式の場合、もともとネット通信することは前提の様式です。このため、パソコンなどの端末とネットを直接つなげられます。専用の通信機器が必要ないので、スムーズにネットライフを楽しめます。
通信速度を比較しても、IPoE方式の方に一日の長があります。これは通信網や通信設備の帯域幅の違いが関係しています。
IPoEの方が広範囲をカバーしているため、インターネット回線の混雑を避けられる公算が高いです。ネット通信しているときになかなかダウンロードできない、動画を見ているときにたびたび止まってストレスを感じたことはないですか?IPoE方式の場合、通信速度がかなり速いです。PPPoE方式の場合最大200Mbpsであるのに対して、IPoE方式の場合最大で100Gbpsと圧倒的なスピードを誇ります。こうしてみると、IPoE方式の方が快適なネット通信が楽しめるでしょう。
ただしこの数値は、最も良好な環境でネット通信をした場合の速度です。ネットワークを利用しているほかのユーザーの使用状況などで、スピードが低下する可能性はあります。しかし桁が異なるのでIPoE方式の利用できるocnはおすすめといえます。